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2005年 07月 16日
を、立ち読みしてました。
その中に、昔のデザイナーは1ミリのなかに線を10本引くというような、 修行なるものをしていたが、今の若いコにそれを言うと、 「それをやって、なにが得られるのですか?」 というらしい。 それをすることにより「自身が変化していく」ということに、意味がある。 技術習得ではない。 といったようなことが書いてあった。(正確には忘れた) 旧世代のワタシなんかは、ここらへんの事がよくわかります。 デッサンや、そういった技術というのは、 職業訓練的なことよりも、その過程で得られる見る目を養うためのものと思います。 器用なことが出来るか否かではなく、そこに気付くかどうか、 微妙な差異に敏感になれるか。シビアな視線。 そういったことを手作業でやった人間には理解できます。 たとえ、1ミリの間に10本の線が引けなくとも、過程を踏んだ人には。 と、何が言いたいかはわからないんですが、 そういったことが出来る人間も減ってくれば、 見る側の人間もユルくなってます。 別にそれはいいんだけど、時の流れって残酷♪
by shioprince
| 2005-07-16 20:58
| 雑談
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